造船開始から進水式まで
1941年(昭和16年)1月6日
ニューヨーク州ブルックリンのニューヨーク海軍造船所で造船が開始された。
1944年(昭和19年)1月29日
造船開始から3年後の1944年(昭和19年)1月29日に進水式を迎えた。
1944年(昭和19年)6月11日
戦艦ミズーリが就役。
第二次世界大戦から終戦まで
1944年(昭和19年)6月
昭和19年6月に就役した後、第二次世界大戦中は主に太平洋を中心に活動。
1944年(昭和19年)12月24日
真珠湾に寄港、翌年から空母レキシントン率いる艦隊に加わる。
1945年(昭和20年)2月19日
硫黄島上陸作戦を支援。
同年3月には沖縄での攻撃作戦、4月の沖縄上陸作戦に参加し、海上から砲撃を行う。
1945年(昭和20年)4月11日
初めて特攻隊戦闘機による攻撃をうける。
1945年(昭和20年)8月29日
戦艦ミズーリは降伏文書調印式のため東京湾に入り、直ちにその準備にとりかかる。
1945年(昭和20年)9月2日
入港から4日後である9月2日、連合軍艦隊が見守る中、戦艦ミズーリの艦上にて、降伏文書調印式が行われた。
朝鮮戦争から最初の退役まで
1950年(昭和25年)8月
第二次世界大戦終戦から5年後の昭和25年8月、戦艦ミズーリは朝鮮戦争に出動した。
1955年(昭和30年)2月
朝鮮戦争から2年後の昭和30年2月に最初の退役を迎え、ワシントン州ブレマートンにていわゆる「モスボール」(予備役)状態となった。以後30年、休息状態に入る。
近代化と再就役
1984年(昭和59年)- 1986年(昭和61年)
復役が決定し、約2年を費やして改修および近代化が施され、副砲の砲塔を4基を除去、そしてトマホーク巡航ミサイルの発射機が8基装備され、計32発のトマホークミサイルを搭載した。
1986年(昭和61年)5月
こうして最新の兵器と設備を備えた新生戦艦ミズーリは、昭和61年5月に再就役を果たした。
1991年(平成3年)1月
湾岸戦争に出動。
二度目の退役からミズーリ記念館の誕生まで
1992年(平成4年)3月31日
湾岸戦争の翌年に再度の退役を迎え、ワシントントン州ブレマートンに係留される。
1996年(平成8年)
海軍は戦艦ミズーリ保存協会への同艦の寄付を決定した。そして真珠湾内にあるフォード島に係留されることになった。
1998年(平成10年)6月22日
ハワイ州真珠湾に戦艦ミズーリが到着する。
1999年(平成11年)1月29日
1944年(昭和19年)1月29日に行われた進水式の日付に合わせて、「戦艦ミズーリ記念館 (USS
Missouri Memorial)」として一般公開されるようになる。