マイティ・モー・ロボティクスプログラム
戦艦ミズーリ記念館のロボティクスプログラムでは、児童・生徒たちが LEGO® Mindstorms EV3 ロボティクスキット を使用してロボットを製作します。完成したロボットは、与えられたミッションを達成できるよう設計しなければなりません。ミッションを成功させるためには、ロボットの設計に必要な条件や制約を取り入れることが求められます。エンジニアリングの世界では、これらを「評価基準(Criteria)」および「制約条件(Constraints)」と呼びます。
目的
本プログラムは、戦艦ミズーリという特別な学習環境の中で、子どもたちが STEM(科学・技術・工学・数学)を楽しく、挑戦的かつ実践的に学ぶ機会を提供することを目的としています。参加者は、与えられた設計条件や制約を満たすロボットを設計・製作することで、エンジニアリングデザインの考え方や問題解決能力を身につけます。
ロボットの仕組み
ロボットは、以下のようなさまざまなセンサーを活用して動作します。
- 回転センサー(Rotation Sensor)
- 光センサー(Light Sensor)
- 音センサー(Sound Sensor)
- 超音波センサー(Ultrasonic Sensor)
- タッチセンサー(Touch Sensor)
各センサーから得られた情報は、ロボットの「頭脳」である EV3インテリジェントブリック に送られます。ブリックはその情報を処理し、ケーブルを通じて出力ポートへ信号を送ります。最終的にモーターが作動し、ロボットが目的に応じた動きを行います。
対象
小学4年生から6年生を対象としたプログラムです。1日あたり最大24名まで参加可能で、少人数制で学習を進めます。
プログラム内容
学校での事前学習(Pre-Visit)の後、戦艦ミズーリ船上で約3時間の体験学習を行います。
参加者は、
- ロボットの組み立て
- プログラミング
- 動作テスト
を行いながら、LEGO® Mindstorms EV3および専用プログラミングソフトウェアの基本を学びます。完成したロボットは「ミッションルーム」に持ち込み、実際の課題に挑戦します。各種テストを通じてロボットの性能を評価し、改善点を見つけながらエンジニアリングサイクルを体験します。
このプログラムならではの特徴
本プログラム最大の特徴は、ハワイで唯一の戦艦博物館である戦艦ミズーリ記念館を舞台として実施されることです。ロボットが挑戦するミッションは、実際の海軍任務をモデルにしています。
例えば、
- 戦闘任務(Combat Mission)
- 捜索救助活動(Search and Rescue)
- 物資輸送任務(Cargo Transport)
など、現実世界の海軍作戦をテーマにした課題に取り組みます。楽しみながらロボティクスやプログラミングを学ぶだけでなく、チームワークや問題解決能力も養うことができます。
その他
船上プログラムの学習効果をさらに高めるため、事前学習で活用できる授業案や教材を教員向けに提供しています。これにより、学校での学習と船上体験を結びつけ、より深い学びへとつなげることができます。