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  • ファランクス

    第二次世界大戦時に装備されていた20mmおよび40mm機銃に代わって、1980年代に戦艦ミズーリが近代化された際に、CIWS(シーウス)と呼ばれる近接防御火器システム4基が新たに搭載されました。ファランクス型のこの新システムは、高性能なレーダーとガトリング砲を用いて攻撃してくるミサイルなどを自動で探索・追跡し、打ち落とすことによって船を防御していました。

    CIWS 概要
    主機能 : ミサイルからの防御
    重 量 : 約5,625kg
    発射数 : 1分あたり3,000発
    弾倉容量 : 989発
    弾 丸 : 20mm装弾筒付徹甲弾
    センサー :内蔵型捜索追尾レーダー

    MOひとこと
    ファランクス型のCIWSは、映画スターウォーズのロボットに外観が似ていることから、親しみをこめてR2-D2 というニックネームがつけられています。

    MOひとこと
    戦艦ミズーリに配備されたCIWSの水平軸射撃範囲は360°です。

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  • 露天艦橋

    05レベルの露天艦橋は、上下に長い司令塔の最上部分があるところで、ここは射撃管制室になっています。兵器担当の士官が配置されるこの場所は、別名“スポット3(スリー)”と呼ばれ、万一のときにはここからも16インチ主砲を発射することができました。司令塔の外側では周囲をよく見晴らせるため、1940年代から1950年代にはここに防空担当の士官が配置されていました。
    この露天艦橋は、お客様が上がることのできる最も高い場所にあります。ここから艦首方向にカメラを向けて、戦艦ミズーリの主砲の先にアリゾナ記念館を入れた“パールハーバーで最高の1枚”の写真を撮影してください。

    MOひとこと
    射撃管制室は、英語ではファイア コントロール ステーションなどといいます。ファイア コントロールとは“火を消す”という意味ではなく、ミズーリに装備された“武器の発射を制御する”ことを意味します。

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